ミュージカル映画、舞妓はレディについてご紹介します

映画「舞妓はレディ」

映画「舞妓はレディ」

2014年公開の「舞妓はレディ」。歌やダンスを挟みながら進行する、周防監督のミュージカル映画作品。

主人公の舞妓見習い・春子役を演じた上白石萌音さんは、この映画のオーディションで800名を超える中から主演を勝ち取りました

上白石萌音さんはその後、2016年公開のアニメ映画「君の名は。」でヒロインの宮水三葉の声優として一躍話題になります。

また、2016年〜2018年にわたって三部作が公開された映画「ちはやふる」シリーズで、かるた部創立メンバーの大江奏を演じ、女優として存在感を放ちます。

2019年公開の映画「スタートアップ・ガールズ」では、これまでの上白石萌音さんのイメージとは一味違う、イマドキの若者らしいヒロイン・小松光を演じています。

上白石萌音さんの詳細-Wikipedia

主人公の春子は、舞妓になることにあこがれて、秋田から京都の置屋さんに突然大きな荷物を持って上京して来た少女。彼女は置屋さんのブログをみて舞妓修行にやってきてしまったのである。

京都の花街ではおりしも舞妓不足。本当はすんなり、舞妓修行を。と受け入れるところだけれど、その少女には大きな弱点があった。

なんと、「秋田弁」と「鹿児島弁」のバイリンガル。どちらも個性の強い訛りだけに、どこの馬の骨かも…と舞妓修行を断られてしまう。そんな様子を見ていた語学学者の「センセ」が彼女の訛りを半年で直し、立派な京ことばを話すことができるかどうか、友人と賭けをする。

置屋さんになんとか置いてもらえることとなった少女は、はたして半年で訛りを直して立派な舞妓になることができるのか?恋も舞妓修行もがんばる、ハートフルな作品です。

舞妓の世界は難しい。京都に住んでいてもきれいな京都弁を話している人って少なくなってきた今日このごろ。現在、舞妓さんの多くは、映画のように地方から舞妓に憧れて出てきた人が多いようです。しかしながら、ほんとうにクセ強い、秋田弁と鹿児島弁を抜いて、京都弁を話すことができるのか?

はみもの。かわいい、きれいだけではなることができない、しっかり芸事のみについた舞妓になるにはどんなお稽古をしているのか?もしも舞妓になることに憧れを持つ人がいれば、一度参考に見ておいてもいいかもしれない作品です。

舞妓さんにかかわる作品は、2007年公開の舞妓Haaaanがある。舞妓さんに憧れを持った男を主人公にした、痛快コメディ作品。

同じ「舞妓さんへの憧れ」であっても、「なりたい。」と「遊びたい。」ではこうも違うのか。と2つの作品を見比べても面白いかもしれない。

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